おかもと自然薯農園は、自然薯栽培のパイオニアです

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自然薯の自家栽培に至るまで

たくさんの人に自然薯をとどけたい

わたし(政治)が、自然薯の自家栽培研究を始めたのは、今から約40年以上も前になります。
当時から、疲労回復や滋養強壮の栄養価の高い高級食材として珍重されていました。わたしも大好物で、農作業の合間に自然薯を探し山野に入ったものです。
しかし、掘りあげるのは大変面倒な作業で、経験やそれなりのコツが必要です。 見つけても、慌ててしまうと直ぐに折れてしまいます。
 もっと、手軽に堀あげられないものか・・・。
何時の日か、この栄養価の高い自然薯をどうにか栽培できないものかと考えるようになってきました。
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自然薯栽培の研究開始当初

自然薯栽培への挑戦

当時は、まだ誰も成功していない自然薯の自家栽培に本格的に取りかかりました。


栽培した前例がないので、資料や文献を読み漁りましたが、その特性ばかりで栽培の資料はみつかりません。
実際に栽培し、その育成結果を基に試行錯誤するしか方法はありませんでした。

 「不可能」とされる自然薯栽培は想像以上に難しいものでした。
種芋を傷つけることないよう管理には細心の注意を払います。
切り芋(種芋)からは、単年で収穫できますが、「むかご」からの栽培繁殖は、4年から5年を要するのです。
 時間のかかる栽培研究は、楽しみながら行うものの気の遠くなるような作業でした。

 
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自家栽培に成功した頃

独自の理論と技術でついに達成

山野でしか自生しない自然薯ですから栽培する畑も工夫が必要でした。

自生環境をどのように再現するか・・・それは、土壌や山野の勾配を研究し、自然薯の特徴を徹底的に理解することでした。
 
長年の研究の成果もあり現在では、無農薬・無化学肥料で一定の品質を保つ栽培方法が出来たと言えるでしょう。しかし、まだ満足した訳ではありません。改良し研究するため
試行錯誤は、今も続いています。

 振り返れば、わたしの人生において、一番時間を費やした研究でした。

人生をかけた自然薯栽培だったと言ってもいいでしょう。

長い時間、愛情いっぱいに育んだ自然薯は、今日では「美味しい」という評判から全国から予約を頂く様になりました。ほんとうにありがたいことです。当農園から皆様にお届け出来ることを心から嬉しく思っています。

 農林水産省登録品種・「秋宝一号」の誕生

不可能と言われた栽培を成し遂げたことだけでなく、40年もの研究は、時に幸運な結果に導いてくれることもあります。
 
自然薯は、とてもデリケートであり、まだまだ学術的にも認知されていないことが多いため私は、できるかぎりその栽培育成データを蓄積しました。苗となる芋の写真を撮り、栽培種類ごとに畑を分け、収穫された自然薯は「形状」、「長さ」などを区分して保存、そして栽培を重ねました。
 
そんな、ある収穫の時、フッと気がついたことがありました。
「葉の形状」が明らかに違う。
 
毎年、妻と確認して特性ごとに厳密に区分していますから、別の種類が混ざるはずがありません。それは、短くて太い特徴のある栽培エリアに、一際目立った幅広い葉の形状です。その明らかに異なる葉の形状の種類だけを、区別して十数年間の研究栽培を行いました。 
 
その後も、安定した個体特有の特徴があったことで、わたしは独自の品種であると感じていました。
そして、農林水産省の試験場にて試験栽培も行われ、安定した特徴から独自の品種と分かりました。
 
2003年8月19日、農林水産省の登録品種として認可され「秋宝一号(シュウホウイチゴウ)」という名称をつけました。
 
今では、おかもと自然薯農園のブランド的な品種になっています。自然薯栽培の方法を試行錯誤する中で、「秋の宝」が文字どおり、花を咲かせ実を結んだわけです。